★種類豊富な料理★
インドネシアの料理といえば、何を思い浮かべますか?
有名なのは、ナシゴレンやミーゴレンでしょうか。これらは、チャーハンや焼きそばのようなものです。
インドネシアで生活していると、色々なインドネシア料理を見かけると思います。試してみたいけどどんなものかわからなくて不安、という方もいらっしゃるかもしれません。
ここでは、代表的な料理から、ちょっと変わった(?)マイナーなものまで、ジャンル別に挙げています。
【目次】
1.主食
(1)やっぱりチキン!
(2)ご飯派?麺派?
(3)ご当地料理
2.おやつ
3.飲み物
1.主食
(1)やっぱりチキン!
イスラム教徒は豚肉を食べることができません。そのせいか、チキンがメインおかずとしてよく提供されます。ケンタッキー・フライド・チキンは、インドネシアの国民食といっても過言ではないでしょう。
(2)ご飯派?麺派?
インドネシア人はご飯好きな人が多いです。それは、前述のケンタッキーでもわかる通り。ケンタッキーでもマクドナルドでも、チキンを頼むとご飯がついてきます。
ご飯と同じくらい、麺も好き。お昼の時間になると、「Mie」(麺)の屋台がたくさん並びます。ただ、地元の方でも、頻繁に食べているとお腹を壊すそうです・・・やはり身体にはあまり良くないんですね(笑)。
<ご飯編>
<麺編>
(3)ご当地料理
日本のB級グルメのように、こちらにも地域ごとの料理が存在します。
スンダ料理は、バンドン等のスンダ地域で食べられている料理。インドネシアでは珍しく、生野菜が多めなのが特徴です。
パダン料理は、名前の通りパダン地方の料理。とはいえ、パダン地方以外でも、パダン料理を主張する「Masakan Padang」の店名を目にする機会は多いはず。お店の前から見えるように、一皿一種類の料理が盛られており、好きなメニューをチョイスできます。料金は、一皿ごとの勘定なので、選んだ種類が多ければ多い程、料金がかさみます。逆にいえば、どれだけとっても同じ値段なので、大勢で食べる方がお得です。
アチェ地方の料理も、辛いものが多めです。
バリはヒンドゥー教なので、豚肉も普通に食べられます。
ジャワ地方でよく食べられるのが、甘辛いピーナッツソースをからめた野菜料理。Nasi Pecelもその一つです。
ジャワ島北部のチレボンというエリアでは、スープ料理も有名です。
2.おやつ
インドネシアのおやつは、素朴なものが多い印象です。屋台で安く手に入ります。
3.飲み物
インドネシアはコーヒーや紅茶の生産大国。お店に行けば、色んな種類が並んでいるのを見かけます。
有名なのは、ジャコウネコの糞からできたKopi Luwak。日本だと1杯8000円ぐらいする高級品ですが、バリなどでは1杯数百円で飲むことができます。
聞きなじみのある方は少ないかもしれませんが、Kopi Josという、ジョグジャカルタ発祥のコーヒーもあります。こちらは、熱々のコーヒーに炭を入れます。チャコールコーヒーとはまた違う、本物の炭入りコーヒーをぜひお試しあれ。
道を歩いていると、ココナッツの実がたくさん転がっている様子を見ることもあるでしょう。たくさんのココナッツがとれるインドネシアでは、ココナッツジュースもよく飲まれます。栄養補給にも最適です。
ムスリムの方はアルコールが飲めませんが、インドネシアにもビールはあります。ヒンドゥー教の多いバリ島ではお酒を取り扱う店がたくさん。有名なのは、Bintangという名前のビールです。
身体に良さそうな飲み物もあります。Bandrekは、ショウガ入りのホットドリンク。黒砂糖も入っているのでほんのり甘く、飲むと身体が温まります。
いかがでしたか?
食べてみたくなるような料理はありましたか?
せっかくのインドネシア滞在ですので、ぜひ色々と食べ比べてみて、お気に入りの味を見つけてみてくださいね!