インドネシア赴任記録(バンドンより)

インドネシア バンドンに赴任。仕事や日常生活で気づいたことを織り交ぜながら赴任生活をつづっていきます。

インドネシアで活躍するアプリ

★便利なアプリ★

 海外で生活していると、色々なアプリが役に立ちます。

 ここでは、筆者がよく使用しているアプリをご紹介します。

 

【目次】

1.Googleの恩恵強し!

2.欠かせない?!SNSアプリ

3.仕事や私生活に+@を

 

1.Googleの恩恵強し!

 今では、ほとんどの方がGoogleのアカウントを持っていて、何かしらのアプリを入れているのではないでしょうか。筆者が使っているGoogleのアプリだけでも、こんなにあります。使用頻度の高い順に並べています。

 

(1)Google 翻訳

(2)Google Map

(3)Google Photo

(4)Google レンズ

 

(1)Google 翻訳

 オフライン版をダウンロードしておけば、ネットのつながらない場所でも使えます。インドネシア語の書類をいちいち訳したりひも解くのが面倒な時は、カメラ機能で読み込ませ、一気に訳せます。また、スタッフとのチャットで使うインドネシア語が不安な時は、一度自分が作成した文をGoogle翻訳し、意味が通じるか確認しています。仕事でも私生活でもなくてはならないアプリだと思います。

 

Google 翻訳

Google 翻訳

  • Google LLC
  • 辞書/辞典/その他
  • 無料

 

(2)Google Map

 日本にいる時はほとんど使用していなかったのですが、こちらに来てからは、しょっちゅう使っています。主な目的は、渋滞の確認場所の検索

 インドネシアは、渋滞が日常茶飯事。どこから湧いてくるのかというバイクや車が大量に連なり、隙間を縫って我先にと進もうとします。

 

 なぜこんなに渋滞するのか。

 

 原因は色々あると思います。車の数が多いことはもちろん、周りを考えない人が多いこと、予測不能な事態が生じやすいことも関係していそうです。

 車が詰まっていても、隙間を縫って進もうとする車やバイク。アンコットなどの遅い車や急に止まる車が多いこと。突然二車線が一車線になったと思えば、先の道で予告ない道路工事を行っている・・・大量の雨が降った後は、道が陥没して通行止めになることもあります。

 渋滞している道は、マップの道が真っ赤になります。どす黒いのは、もはやほとんど動きが取れない状態。特に渋滞がひどい道です。目的地までの所要時間は、1~2時間以上遅れると考えていた方が良いです。

 もう一つの使い道として、筆者はよく、Google Mapを使って、観光地やレストラン、カフェ、ホテルなどを探します。評価が★4つ以上あるところは、比較的クオリティが高い気がします。特にホテルについては、★2~3以下の場合はお勧めできません。写真はきれいなものが載せてあっても、実際は汚かったりサービス悪かったり・・・と、外れの可能性大です。

 

Google マップ -  乗換案内 & グルメ

Google マップ - 乗換案内 & グルメ

  • Google LLC
  • ナビゲーション
  • 無料

 

(3)Google Photo

 インドネシアで、珍しいものや食べ物を見ると、つい写真に撮る方も多いのではないでしょうか。どんどんたまっていく写真は、アルバムを作成して、ジャンルごとに分けておくと後で振り返って見るのにも便利です。駐在生活や旅の思い出をどんどん残していきましょう。

 

Google Photos

Google Photos

Google LLC

Photo & Video

Free

 

(4)Googleレンズ

 Google Photoと併せて使いたい機能。写真に撮ったものが何かわからない時、これを使えば、正体がわかります。例えば、変わった植物の写真を撮影して、名前がわからない・・・という時に使います。

 

Google アプリ

Google アプリ

Google LLC

ユーティリティ

無料

 

2.欠かせない?!SNSアプリ

 SNSアプリも色々ありますが、日本ではLINEぐらいしか使っていませんでした。インドネシアに来てからは、他にも手を伸ばすように。主な目的は、情報収集です。こちらでは、日本よりSNSの利用が活発な気がします。

 重点的に使用しているSNSアプリは、以下の4つです。

 

(1)Whats App

(2)Twitter

(3)Instagram

(4)LINE

 

(1)Whats App

 インドネシアで一番よく使います。LINEに似たチャットアプリで、インドネシアではLINEよりこちらの方が主流です。LINE同様、絵文字やスタンプ、電話や写真の送付もできます。PDFやエクセルファイルを送ることもあります。

 

 仕事でも大活躍します。日本人同士の連絡も、社内外問わず、Whats Appを使ってやり取りしています。電話と違って相手の時間を拘束せず、お互い手の空いた時にメッセージを確認できる手軽さが便利です。また、会社のメールに送るよりも、こちらにメッセージを送った方が、相手に確認してもらえる確率が高いです。

 

 相手がメッセージを読んだ場合は、既読の証としてチェックが青くなります。また、最後に相手がWhats Appへアクセスした時間もわかるようになっています。(これらは、設定で相手にバレないようにすることもできるため、設定している人の場合は、既読も最終アクセス時間も知ることはできません)

 逆に、こちらが既読したことを知られたくなくて、でも設定をバレない設定に変えていない時は、通知機能を活用します。トップ画面で、上からスライドすれば、届いたメッセージを読めます。これで、アプリを開かなくても内容を確認することができます。

 

 パソコン版もあるので、オフィスにいてパソコンを使用している時は、パソコン版を使うことが多いです。スマホで文字を打つより、キーボードで文字を打つ方が楽です。

 

 また、24時間経つとメッセージが自動で消える機能を使っている人もいます。情報漏洩が気になる方は、設定しておく方が良いかもしれません。その代わり、過去のチャット内容を遡って確認することができなくなります。

 

 電話も、こちらの方が良いです。ネットを介するので、通話料がかかりません。ただ、インドネシアはネットの接続状況が悪いことが多く、通話が途切れることもしばしばあります。雨が降った日は、特に接続状況が悪くなる気がします。

 

 レストランの予約も、Whats Appを使用することが多いです。

 

 インドネシア生活での連絡手段に欠かせないアプリです。

 

WhatsApp Messenger

WhatsApp Messenger

WhatsApp Inc.

Social Networking

Free

 

 パソコン版は、こちらから↓

 

(2)Twitter

 最近は、Twitterを使って情報収集される駐在者が増えている気がします。確かに海外の情報は、普通にネット検索するよりも、Twitterからの方が、早くて拾いやすいです。海外生活関連の情報は、帯同で来られている、いわゆる「駐妻者」の発信が多い印象を受けます。食べ物、観光、生活用品、イベントなど、お得で便利な情報がたくさんあふれています。

 

Twitter

Twitter

X Corp.

ニュース

無料

 

(3)Instagram

 至る所で、自撮りしているインドネシア人を見かけませんか? お店や観光地でインスタ映えスポットが多いのも、SNSにアップすることを意識している証拠です。

 筆者の会社スタッフも、インスタやWhats Appのステータス(24時間経つと消える、インスタのストーリーズのような機能)に写真をばんばん挙げます。

 

 インスタについては、筆者はインドネシアに来てから始めました。スタッフにやり方を教えてもらってアカウントを作りましたが、自分で投稿するのは稀で、ほぼスタッフの投稿記事やストーリーズを見る方が多いです。

 便利なのが、お店や観光地の情報収集。特にお店のセール情報は役に立ちます。ショッピングモールのイベント情報も、インスタから確認しています。日本のチラシ代わりといったところでしょうか。

 

Instagram

Instagram

Instagram, Inc.

写真/ビデオ

無料

 

(4)LINE

 日本の家族や友人との連絡には、LINEを使っています。日本にいる方で、Whats Appを使っている方の方が珍しいです。会社関係で日本在住、よく連絡を取り合う方とは、通話料金を節約するためLINEで連絡を取ることもあります。ただ、Whats Appよりも、通信環境は良くない気がします。これも、インドネシアのネット環境のせいだと思います。インドネシアでLINEがあまり使われないのは、Whats Appよりも通信が良くないせいもあるかもしれません。

 

LINE

LINE

LINE Corporation

ソーシャルネットワーキング

無料

 

3.仕事や私生活に+@を

 必須ではないけれどよく使うアプリ、便利なアプリをご紹介します。

 ちなみに、全て無料のアプリです。

 

(1)Grab/Gojek

(2)OVO

(3)BNI Mobile Banking

(4)Time Tree

 

(1)Grab/Gojek

 インドネシアの移動手段に欠かせない車。緑の服を着たバイク運転手をよく見ると思いますが、彼らはGrabやGojekと呼ばれる配車アプリサービスで働く人々。

 

 アプリを起動させて目的地を入力すれば、近くにいるドライバーが来てくれて、目的地まで運んでくれます。ドライバーとは、合流するまでチャットでやり取りしてお互いの位置を確認します。バイクの方が値段が安いですが、ヘルメットをかぶるのに抵抗がある方、安全性が不安な方は、車の方が良いかもしれません。

 

 事前に料金が分かるのも、安心できる理由の一つです。支払い方法は、現金、クレジット、もしくは電子マネーです。(GrabならOVO、GojekならGopay)

 

 評価制度があるので、よほどのことがない限り、悪いサービスの運転手にあたることはないと思います。

 

 ちなみにGrabは、インストールすると、アイコンには「掴む」と日本語訳された言葉になっているかもしれません(笑)。

 

 また、GrabやGojekでは、食べ物などを注文して届けてもらうサービスもあります。GojekのサービスはGofoodと呼ばれています。Gojekの方が若干安いのでしょうか、筆者の周りにいるインドネシア人は、GrabよりGojekをよく使っている気がします。

 

Grab: Taxi Ride, Food Delivery

Grab: Taxi Ride, Food Delivery

Grab.com

Travel

Free

  

Gojek

Gojek

PT GO-JEK INDONESIA

Travel

Free

 

(2)OVO

 電子マネーアプリです。ATMやお店、ネットバンキングなどでお金をチャージしたら、スマホで支払いができます。お店によっては、ポイント還元キャンペーンをやっているところもあります。支払金額が少ないと還元を受けられない可能性もありますので、最低取引金額は確認しておきましょう。

 たまったポイントは、有効期限がないため、いつでも支払いの代わりに使えます。

 お金をチャージする時に手数料Rp 1,000とられてしまうので、どんどんポイントをためて元をとりたいところです。

 

OVO

OVO

Visionet Internasional, Pt

Finance

Free

 

(3)BNI Mobile Banking

 筆者はBNIの口座を使用しているため、BNIのネットバンキングアプリを入れています。口座残高の確認や送金処理など、スマホ一つでできるのが便利です。

 

BNI Mobile Banking

BNI Mobile Banking

PT. BANK NEGARA INDONESIA (PERSERO) TBK.

Finance

Free

 

(4)Time Tree

 スケジュール管理に便利なアプリです。

 仕事でスタッフとのスケジュール共有に使っています。誰でも編集できますし、チャット機能もあります。ご家族とのスケジュール共有にも使えます。