インドネシア赴任記録(バンドンより)

インドネシア バンドンに赴任。仕事や日常生活で気づいたことを織り交ぜながら赴任生活をつづっていきます。

インドネシア国内旅行へ行ってみよう

★いざ、バリ島へ!★

 

 2023年、トリップアドバイザーの「世界の人気観光地ランキング」で2位に選ばれたバリ島。日本からの旅行者も多く訪れています。

 インドネシアに駐在されている方で、国内旅行の行き先で選びやすいのがバリ島ではないでしょうか。ジャカルタからなら、片道2時間ぐらい、往復で2万円もかからないと思います。日本から行くより、断然安くて速いですよね。

 

 今回は、バリ島の魅力と観光のポイントをお伝えします。

 

バリの国内線到着口。

 

【目次】

1.バリの定番観光スポット

2.バリ島グルメ

3.バリのお土産

4.よく聞く「カーチャーター」って?

 

1.バリの定番観光スポット

 広いバリ島、海にも山にも観光地が点在しています。寺院もたくさんあります。

 個人的におススメの観光スポットをご紹介します。

 

(1)ウルワツ寺院

 ケチャダンス、という言葉を聞いたことはありますか?

 人々がひたすら「チャッ、チャッ」と言うダンスです(ざっくりした説明ですみません・・・)。

 このダンスをBGMに、きらびやかな衣装をまとった人々が踊りながら、ストーリーが展開されていきます。

 ケチャダンス自体は、バリ島のあちこちで観ることができますが、一番良いのがウルワツ寺院のケチャダンス。

 ウルワツ寺院は、断崖絶壁に立つ寺院です。ケチャダンスは18時から始まるので、寺院内を散策後、夕日をバックに始まるダンスを観賞する人が多いです。ダンスは大人気なので、とても混雑します。チケットを取るために開始2~3時間前から並び、遅くても30分~1時間前に会場に入って良い席を確保します。

 

圧巻のケチャダンス。

 

(2)タナロット寺院

 こちらも夕日をバックにした姿が美しい寺院。世界遺産にも登録されています。満潮時には、寺院が海に浮かぶ姿を見られます。干潮時には、寺院下の洞穴にある聖なる水ウミヘビを目当てに並ぶお客さんの姿も。

 同じ敷地内には、美味しいシーフード料理を食べれるレストランもあります。

 

青い海と空のコントラストが美しい。

 

(3)ランプヤン寺院

 インスタ映えで人気爆発している観光スポットです。バリの東にあり、空港から車で3時間ぐらいの距離にあります。

 朝早く行っても混んでいる可能性が高いです。皆さんのお目当ては、写真撮影。鏡を利用して、幻想的な写真を撮ることができます。この写真を撮るために、2~3時間も順番待ちになることも・・・。

 

カメラの下に鏡をあてて撮影すると撮れます。

 

(4)ティルタ・ウンプル寺院

 バリ島のパワースポット的なところです。聖水を順番に浴びて、無病息災を祈ります。人が多いので、イモ洗い状態に見えますね・・・。

 

聖水を浴びる順番は決まっています。

 

(5)キンタマーニ高原

 バリ島北部、標高1500m以上の高台にあるので、バリの避暑地とも言えます。近くには、バトゥール湖とバトゥール山を見下ろしながら食事できるカフェやレストランがたくさんあります。

 

涼しい風を浴びながらランチやカフェで一服。

 

(6)テガララン ライステラス

 広大な棚田が見渡せる絶景スポットです。カフェでココナッツジュースを飲みながら景色を眺めたり、ブランコに乗って写真撮影したりできます。

 

きれいに整備された棚田。

 

2.バリ島グルメ

 バリに来たらこれは食べておきたい、というものをまとめました。

 

(1)バビ グリン

 ヒンドゥー教が多いバリ島では、豚肉料理も日常茶飯事。至る所で豚の絵が描かれたレストランを目にします。バビ グリンは、スペアリブのこと。骨についた柔らかい豚肉は、ビールにもよく合うことでしょう。

 

肉料理を心置きなく食べれるバリ。

 

(2)サテリリット

 ナシチャンプル等に添えられるサテは、クシに刺さったお肉のこと。バリでは、ひき肉をかためたサテリリットがよく登場します。魚肉のこともあります。

 

ナシチャンプルは、一皿にご飯と色々なおかずが乗った料理。

 

(3)シーフード料理

 海が近いバリでは、シーフード料理も美味しいです。砂浜の上でシーフードを楽しむことができるレストランもあります。

 

タナロット寺院で、夕日を見ながら食べれるシーフード。

 

(4)ルワックコーヒー

 コピ・ルアックとも呼ばれるこのコーヒーは、とても貴重な高級品。日本で飲むと1杯8000円ぐらいしますが、こちらでは500円ぐらいで飲むことができます。ジャコウネコの糞からできていますが、臭いわけではありません。

 ウブド近郊には、ルワックコーヒーを作る過程を見学できて、コーヒーをお手軽価格で飲めて、他のコーヒーやお茶の試飲もできる店もあります。

 

雄と雌の二種類があるので飲み比べても良いかも。

 

3.バリのお土産

 お土産買うならクリスナー

 そんな言葉を聞くほど、バリに来たお客さんがお土産目当てに押し掛けるお店がクリスナーです。安いので、大量のバラマキ土産を買うなら利用したいお店です。

 

バイパス沿いにあるクリスナー。前の道はほぼ常に渋滞。

 

 では、肝心のバリ土産って、皆さんどんなものを買われているのでしょう?

 有名で無難なのは、チョコレートコーヒーです。女性なら、化粧品アタグッズも良いかもしれません。アタとは、インドネシアに自生するシダ科の植物で、この茎を乾燥させて編んだものがアタグッズになります。バリのお店で、よく並んでいるかごバッグやコースターがそれにあたります。他にも、ジェンガラ・ケラミックのお店で、ケラミック製の食器を買う方もいます。

 

junglegoldというバリの有名チョコブランド。

ウブド近くのお店ではアタ製品の製作工程も見れます。

 

4.よく聞く「カーチャーター」って?

 バリ島を観光するなら、車が欠かせません。とはいえ、Grab/Gojekやタクシーは割高になります。ツアーも良いけど、時間も行き先も自由に選べない上に、他人と一緒だと気を遣いますよね・・・。

 

 そこで観光の際によく利用されるのが、カーチャーターです。筆者も、バリに行く時は毎回利用しています。他の駐在者から紹介されたこのチャーター、日本語ペラペラでサービス抜群なので、これまで3回バリに行きましたが、毎回お世話になっています。他の方にも紹介して、その方々にも好評いただきました。紹介した人がまた別の人を紹介してくれてもいます。

 

 カーチャーターの良いところは、主に次の3つです。

・時間に融通が利く

・自分が行きたいところに連れて行ってくれる

・バリの観光地を案内してくれる

 一番大きいメリットは、日本語を話せることです。

 インドネシア語に慣れてきても、観光地でびっしり書かれたインドネシア語の案内を読むことはできません。やはり、日本語で案内してもらえると理解も早いです。

 また、道中の雑談も当然日本語でしてくれます。おススメのお店やレストラン、観光地も教えてくれます。バリ観光中の心強い味方です。

 料金は、利用時間によって変わります。車1台で〇時間でいくら、という計算なので、複数人で行って割り勘した方がお得です。

 筆者が利用したチャーターは、インスタでも紹介されています↓

 

 

 コロナも落ち着き、今後もますますバリ島への観光客が増えると思います。

 インドネシアに駐在されている方なら、一度はぜひとも行っていただきたい魅力的な場所です。

 

 日本に住んでいるご家族や友人とバリで合流して観光するのも良いですね。日本から来られる方には、以下のような旅行サイトを活用してツアーや航空券を予約してもらいます。たま~に、LCCでも大丈夫、という方もいらっしゃいますが、日本からの場合、片道7時間ぐらいかかります。LCCだと疲れもたまるでしょう。長距離の国際線を利用する場合、安心できるところを活用した方が無難です。